エアロの重心を考える1


サイバー号の場合というかランエボの場合フロントタイヤよりも前にエンジンがのっかっているため
タイヤの荷重は静止状態でリヤの約倍の荷重がフロントにかかっています

その車をエアロでアシストする場合大きく分けて
ストリートカーとタイムアタックカーとに分けて考える必要がありそうです

まずはストリートカーの場合エアロの重心よりも必要な所を補う考え方でいいと思います

たとえば35GT-Rやエボ10などノーマルで空力のバランスをとっている車を
サーキットで走らせた場合一番怖い思いをするのが高速コーナーの突然のオーバーステアだと思います

その場合バランスを多少壊してもリヤに小さなウイングぐらいはあった方が良いと思います
その後はもう少し前を・・今度はリヤを、の繰り返しでエアロの依存率をあげていく感じで
走るコースに合わせて必要なバランスをとる考え方でいいと思います

アタックカーもその延長上で前後の空力パーツが大型化するところまでが一つの線引きになるようです

まえふりが長くなってしまいましたが
エアロの重心を考える必要があるのはここから先になります