実験その5

サイバー号の特徴のようなこの特大カナードですが、実は2枚ついていなくても
1枚と大して変わら無いのでは?

とは思いませんでしたが

一応確認しました、テストは上だけ、下だけのテストをしました、はずして走る事はないと思いましたので
「無し」は確認しませんでした(やっておいても良かったな)

まずは下側のみの結果は

フロント ー3.5 リヤ +0.2  ドラッグ ー1.2

つづいて上側のみ

フロント -4.5  リヤ +1.8  ドラッグ -1.2

という結果でした、どちらかと言うと上側単体の方が仕事をしているようですが、

どちらも逆に考えればドラッグのわりにダウンフォースが出ていますので効率はよいアイテム
だと考えていいと思います

採用判断の基準はドラッグよりもダウンフォースが多く出ていて、なおかつ
サイバー号は意外と性能が良いのでドラッグの倍以上はダウンフォースが出るものでないと
採用されません、つまり

L/D=2以上

サイバー号はおおよそ2.5なので、出来れば3ぐらいの効果が出ない物は
高速域で性能を悪化していますのでオーストラリア対策としてはあまり採用するものではないと考えます

余談ですが、筑波は最高速が重要でないためアイテム効果と重量の関係が大事です
約10kg重くなると0.1秒は遅くなりますのでその辺の効率が重要です
つまり10kg重くなるアイテムなら0.2秒は速くなるもの又は軽量化も有効になります

ちなみに一般的な高性能乗用車はゼロリフトなので 「マイナス〜0」

  F-1はおおよそ「3」と本に書いてありました
  ルマンカーで「4」ぐらいらしい

参考までに

もうひとつカナードで気になっている事がありまして・・・

それは画像を見て頂くと毛糸がはげしく回転している場所があります、教授にお聞きしたところ
「決して悪いことではないが使いよう」との事

明日はそのテストの御報告です