実験その8
今回のディフレクターは画像のホイールアーチの部分に何やら汚く付いているパーツです
テストの順番は前後していますがカナードをあれこれテストしている実験中ふと見ると
何気なく取り付けていたその部分の毛糸が勢いよくホイールハウス内に吸い込まれています・・・
自分のイメージではこの部分は疑いもなくエアーが抜けている部分と思っていましたので意外でした
さかさず画像のようにアルミ板とガムテープで製作してテストしました(カナードは2枚装着状態)
結果はねらいどうり毛糸は外側へ、さらにカナードの角度よりも上方向に勢いよく流れています
これは良い結果が出たでしょうと数値をみると・・・
フロント+4 リヤ 0 ドラッグ 0
と美味しい数値が出ました、ついでにインタークーラーへの流れもグリルの仮面と合せて約11%も向上
しています
この結果から見るとせっかくフェンダー後方より抜けたエアーで負圧方向になった物を
タイヤ前から吸い込んでバランスをとろうとしている現象だったのではないか?
それをディフレクターで更に排出する事でリフトを減少させ、負圧が高まり、上記のような
結果になったのではないかと思います
そうなるとリヤも付けたらどうなるのか?つづけてテストしてみました
結果は・・
フロント 0 リヤ +1 ドラッグ 0
思ったよりは大したことはありませんでしたが良くはなっているようでした
今回でとりあえず実験報告はここまでです
ご覧頂いた方の少しでも参考になれば幸いです
最後になりますが、これはあくまでも実験結果であり、その答えも来年には違う事を
言っている可能性がありますので、話半分と思っておいて下さい(笑)
ありがとうございました