ウルルン滞在記1
勢い余って渡英した時の話(つまらないかも)
91年だったか仕事は一通り憶えたし(つもりね)、何の当てもないまま
行けば何とかなるだろうと思って渡英したものの
空港のイミグレーションでひっかかりあぶなく強制送還になるのをなんとかクリアし
ボーマンレーシング、ラルト、レイトン、フットワーク、ティレル、マクラーレン、ベネトン
軒並みお断りされて、それでもなんとなくシルバーストーンに行けば
鈴鹿みたいにレース村見たいのものか何かあるだろうと
思って行ってみました
これが正解で敷地内になんと名門レーシングチームのアランドッキングがありました
当時日本から野田英樹さんがこちらでF3に参戦していましたので
近くまで行ってみるとメカニックさんが外で作業していました
一応「野田英樹さんはいますか?」と尋ねたところ(つもりね)
「おっ~英樹の友達か?待ってろ、今呼んできてやるよ」と
勘違いしてくれましたので、たまたまお会いできました
で事情を説明したと所、隣がそんな事をやっているよと
マネージャのクリスさんと話をしに行ってくれました
その時は断られたのですが、翌日もう一度一人で行ってみました
やはりお断りモードで毎回のパターンで
「工場を簡単に見学させてもらい最後のドアが外」
みたいな感じでしたが、たまたま作業している人が
日産のラリーカーのアンダーカバーを作っている所で
説明文が日本語でしたので
「おいおい君は日本人か?これなんて書いてあるかわかるか?」
「あぁこれはここからエアーが抜けるようにと書いてあるよ、作るのには関係ないよ」
とかやり取りしていると、マネージャーの方がオーナーに交渉してくれて
修行させてもらえるようになりました
その野田さんが今イギリスに行っていますのでなんとなく書いてみました
つづか無いかもなので、もしこれから海外に無茶しに行こうと考えている人がいれば
向こうで感じた事を数点
海外は育ててもらうところじゃなくて挑戦する所
向こうで大事なのは、人として信用してもらうこと
向こうから見た日本(ご自分で)