2019WTAC 11

19日土曜日大会最終日

朝1本目といってもすっかり日が昇り気温も上昇していますが

まだノス無し、ブーストも少し上げてのアタックになります

 

 

チルトン号はエンジンパワーはモリモリありますので

フルパワー時では最高速も大きく上がります

初めからフルセットでアタックではなく徐々に

データを見ながら速度上昇とともに上がる

ダウンフォース&バランスに注意しながら少しずつ最適化

して行きます

 

まだまだ未完成の車で粗削りなセットですが

条件の良い一本目にフルに攻めていくようです

 

昨日までのデーター上では少しアンダー気味でしたが

ドライバーが気にならない程度という事でしたので

ツインカナードに増やしても良くなる方向と思います

 

まずはプロAMクラスのコスタさんがアタックしました

車をいたわってのアタックですが1コーナーに入っていく

音が明らかに昨日とは違います、調子良さそうです!

ピット上で見ている須田さんいわく非常にスムーズに

走れていたとの事でした

タイムは26秒3!

ルイさん喜ぶ!

プロAMクラスでは十分なトップタイムでした!

 

 

次はプロクラスのガースさんのアタックです

たぶんもう少しブーストを上げたと思いますが

まだノスは無しのようです

 

 

昨日の1コーナー全開宣言が気になります・・

果たしてタイムは別にしてもエボで

全開で行けるものなのでしょうか?心配過ぎます

 

いよいよコースインしてアタック開始しました

プロクラスのブーストがかかった時の排圧音は

いつ聞いても怖いです・・

え?ストレートエンドでエンジン音が途切れず1コーナーに

入って行きました(滝汗)

本当に全開のまま行ったようです!

プロドライバーはほんと怖い領域に行きます・・

ピットレーンにいましたので状況がわかりませんが

で?その後どうなの?

モニターを見ているチームの皆さんの雰囲気が微妙です・・

 

 

止まった?

 

どうもインラップ車にガッツリ引っ掛かって

アタックをやめたようです、なるほど~(ホッ)

 

しばらくして気が付いたら同じ排気音の車が

また全開のまま1コーナーに行ったような?

再アタックしたようです、ヒェ~!同じタイヤで2回も

全開で入りますか~!

 

で?どうなんでしょう?

またモニターを見ているチームの皆さんの雰囲気が微妙です・・

 

たまらずモニターを見に行くと

エアロがバラバラになっています(汗)

あの壊れ方はバースト?でも自走出来ているようだし・・

エアロだけ壊れた?(汗)

 

 

 

タイヤのケースだけ残ってコンパウンドの部分だけ

剥離してしまったようです

注意)タイヤに問題があると思っていません

 

ヨコハマの方いわくケースとコンパウンドの接着はある程度

熱がかかってから冷まして安定するそうで

想定外の荷重と急激な温度変化は厳しいとの事です

次回からタイヤのならしが必要かもしれませんね

 

戻ってきたガースさんは・・

まだファーストコーナー余裕があるって言ってました(汗)

自分はガースさんにグットジョブと言って感謝を伝えました

 

 

チーフエンジニアのルイさんがまじめな顔をして

エアロのせいではないから心配するなと言ってくれて

セクタータイムではベストタイムだったことを教えてくれました

 

落ち込んではいなかったですが改めて怖い仕事と再認識しました

 

出来ればレギュレーション変えてほしいです、大きな事故が

起こらないうちに・・

 

つづく